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2020/06/02 10:21
Who Are You/The Who
オーナーを、ある友人は「今まで会った中で一番変わっているヤツだ」という。
変わっている??パッとキース・ムーンが頭に浮かんで「それは受け入れ難いな…」と思っていたが、最近になって「そうかもしれないな…もはや」とあきらめた。
両親は教師だ。なんならお爺ちゃんは郵便局長だ。偉いんだ。
…しかしそんな血統は関係ないどころか、むしろそれらを体制として、ナチュラルに反体制に生きてきたきらいがある。ロック大好きだしな。
そんな変わっている人間が手掛ける店は、果たして変わっているのか????
結論:変わっている
これは客観視できる。だって当店「ビーエムビーアクセサリーズ」のショップコンセプトは日本で唯一かもしれん。
「ヤスカロウ モノスゴク ヨカロウ」な「アパレル小物」を集める。それだけ。
そうすると当店のようなラインナップにならざるを得ないはず…なんだけどなぁ…似たようなことやってる店なんて知らない。だから日本で唯一。日本一なら良いのだけれど…単に孤独だ。
まず「アパレル小物」の専門店ってのがすでに珍しい。
帽子屋とか鞄屋とか眼鏡屋…靴下屋さんとかもあったな…とにかく小物はさらに小分けにされてジャンルごとの専門店であることが普通なのだ。
大好きなジャンルがもしあったら、そのエキスパートになればよい。夢中になれるものが見つかることは幸せだ。
例えば靴下が大好きなら最高!! 靴下のことだけ考えたら良いし、色んな靴下を集めるのは楽しそうだ。しかもたぶんブルーオーシャンだ。目立つし売れそうだ。
(靴下界の事情はそう簡単なものではないかもしれんが…)
しかし不幸にも、オーナーは何でもかんでもちょっとづつ好き♥なのだ。
セレクトショップをやるしかない。コレな→https://bmb.base.shop
実は帽子屋ならやれるかもしれない。オーナーは毎日帽子をかぶるほどの帽子好き。
しかし帽子専門店を見るとどうも面白くない。
セレクトされているブランドがそうそう違わないし、カジュアル(~30代向け)とガチ(50代~向け)が交じり合うこともない。
ニューエラはどこにでもあるがエベッツフィールドはそうそうない。
ディッキーズとサヴィルロウ製ダービーハットは並ばない。
オーナーなら…帽子は帽子としてジャンルレスに扱い、そこに農協キャップ(ヴィンテージ)をブチ入れたくなってしまう。許されるならマックィーンのハットも飾りたい。
こんなだから……セレクトショップをやるしかない。コレな→https://bmb.base.shop
話がだんだんズレてきている。
また次回、あまり語られることがないアパレルショップオーナーの〝心模様〟をつれづれなるまま綴っていく。
だって店の人のブログって商品説明ばっかじゃね?
アパレル好きは必読!! なんの参考にもならんけどな!!
こんな田舎でセレクトショップ。良き町。